第66回全国病弱虚弱教育研究連盟研究協議会並びに総会(青森大会)は盛会のうちに無事に終了することができました。参加者の皆さま、大会開催にご協力いただきました関係各位の皆さまに厚くお礼申し上げます。
ありがとうございました。
令和7年度 青森大会
令和7年
8月7日(木)9:00
8月29日(金)17:00
主題
児童生徒個々のニーズに応じた生きる力を育む病弱教育の在り方
すべての子どもたちの可能性を引き出す学びの充実
お知らせ
開催概要
目的
病弱虚弱教育関係者をはじめ学校教育に携わる者が、日ごろの教育実践やその中で抱えている様々な課題について研究発表・討議し、病弱虚弱教育の深化と充実を図り、加えて今後の特別支援教育における病弱の子どもたちの教育のあり方を探る。
主催
共催
北海道東北地区病弱虚弱教育研究連盟
青森県特別支援教育研究会病弱虚弱教育部会
主管校
協力校
後援
文部科学省 こども家庭庁 青森県教育委員会 青森市教育委員会 全国特別支援学校病弱教育校長会 青森県特別支援学校長会 一般社団法人日本筋ジストロフィー協会 公益財団法人日本教育公務員弘済会青森支部
参加者
全国病弱虚弱教育研究連盟の加盟校及び会員 等
参加費
1校につき5,000円(学校単位での申込みになります)。
※分校や分教室がある学校も本校1校分の申込みで参加できます(IDが共有できます)。
※やむを得ない事情によりキャンセルを希望する場合は、令和7年7月25日(金)16:00までに大会事務局へご連絡ください。
開催形式
Web上での開催
- Web上で、動画やPDF等の電子文書を参加登録者が閲覧する形式で開催します。
- 期間中はいつでも閲覧可能とします。
- 公開される動画の保存はできません。各データの保存・印刷の可否については制限を設けます。
全体会
(1)全病連理事長挨拶 (2)主管校校長挨拶
記念講演
- 演題/
- 「子どもの“生きる力”を育む ~代弁のススメ~」
- 講師/
- 新百合ヶ丘総合病院・発達神経学センター長 高橋 孝雄 氏
【プロフィール】1957年生まれ。1982年慶應義塾大学医学部卒。1988年から米国マサチューセッツ総合病院小児神経科に勤務、ハーバード大学医学部の神経学講師も務める。1994年に帰国、慶應義塾大学医学部小児科主任教授、慶應義塾大学副病院長、日本小児科学会会長、日本小児神経学会理事長を歴任。
現在、新百合ヶ丘総合病院名誉院長・発達神経学センター長、慶應義塾大学名誉教授。著書に『小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て』『子どものチカラを信じましょう小児科医のぼくが伝えたい子育ての悩み解決法』(共にマガジンハウス)などがある。
分科会
(1)教科・領域等の指導
- 事例発表校/
-
大阪府立光陽支援学校
教諭 原田 涼・教諭 山本 萌乃佳
年齢・障がい問わず楽しめる小学部での体育指導について
入院中の児童にとって、体育の授業は体を動かすことのできる貴重な機会であり、退院後の健康の保持・増進のためにも体育指導は必要である。しかし、教員は体育指導に困難を感じている場合がある。そこで、様々な実態をもつ児童が楽しめる体育の授業実践を2例紹介する。
岡山県立早島支援学校教諭 白神 由紀
教科指導を通して生徒の主体的に学ぶ姿を考える
対象生徒の所属する中学部の教科担当者で、主体的に学びに向かう姿とそれを引き出すための手立てについて共通理解し、担当教科で公開授業を行った。その中で、教科で付けたい力や、チームで行うことの意義等について考えることができた。
- 指導助言者/
- 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
インクルーシブ教育推進センター 総括研究員 土屋忠之 氏
(2)自立活動の指導
- 事例発表校/
-
岐阜県立長良特別支援学校
教諭 神山 貴史
様々な感覚で味わう絵本の世界観
自立活動を主とする教育課程で学ぶ中学1、3年生5名の生徒を対象とし、自立活動「おはなし」の時間における世界観を味わえるような環境設定、教材・教具の開発と工夫についての検討を行った。本発表では、様々な感覚を用いた活動の様子や教師間で情報を共有しながら取り組んだ経過と考察を報告する。
鳥取県立鳥取養護学校主幹教諭 竹原 光広・教諭 石井 洋介
生徒が主体の自立活動 ~自己理解と他者との学びを通して~
対象生徒は7名である。不登校の経験があり、自己肯定感が低く社会性に課題をもっている。本事例は、自己理解を深めながら自分で目標を決めて取り組むことや、他者と協力しながら活動することで自信がつき、自己肯定感や社会性を高めることをねらったものである。
- 指導助言者/
- 弘前大学教育学部 准教授 天海丈久 氏
(3)進路指導・キャリア教育
- 事例発表校/
- 秋田県立秋田きらり支援学校
教諭 菊地 真智子
病気への自己理解を深める取組を通して、生徒の前向きな気持ちを育むキャリア教育の実践
対象生徒は病気により頻繁に皮膚が剥がれ落ちる体質のため、日常生活の中で多くの配慮事項や課題がある。生徒の病気への自己理解を段階的に行い、社会経験を増やすことで、将来に向けて前向きに目標をもって進路選択していくためのキャリア教育についての実践である。
東京都立小平特別支援学校 武蔵分教室教諭 佐戸 めぐみ
重症心身障害児者病棟に入所する特別支援学校高等部生徒の進路支援コンサルテーションの構築
長期入所している重症心身障害児(現在は、卒業生)の進路指導・支援を行うには、特別支援学校在籍中から教師がキーパーソンとなり、多職種連携・協働していくことが極めて重要である。どのような多職種連携・協働が卒業後の機会創出に繋がるのかを具体的な実践をもとに発表する。
- 指導助言者/
- 弘前大学大学院 教育学研究科教職実践専攻 教授 菊地一文 氏
(4)センター的役割
- 事例発表校/
- 福島県立須賀川支援学校
教諭 根本 正樹・教諭 齊藤 恵子
児童思春期精神科病棟における在籍校と連携した学習支援について
県内二つの児童思春期精神科病棟に長期入院中の児童生徒に対する遠隔教育支援を目的に「入院児童生徒支援員」がセンター的機能として支援を行っている。それぞれの病院での在籍校と連携した取り組みについて発表する。
奈良県立明日香養護学校教諭 永野 久仁子
「こころ」を支える「Co-MaMe」の研修会をめざして ~校種を超えて地域の先生とひろがる「Co-MaMe」の輪~
令和5年より「Co-MaMe」の研修会を小・中・高等学校、特別支援学校の教員に向け開催している。2回目は小学校の通常の学級担任と児童についてアセスメントをおこない支援の確かさを得てもらった。病弱教育の専門性が校種を超え「Co-MaMe」を通してひろがる取組について発表する。
- 指導助言者/
- 青森県総合学校教育センター特別支援教育課 課長 船水直樹 氏
(5)PTA
- 事例発表校/
- 岩手県立釜石祥雲支援学校
PTA会長 佐々木 美穂・教諭 中條 広一
東日本大震災からの復興とコロナ禍でのPTA活動 ~地域・PTA・学校の連携と絆~
東日本大震災後、本校PTAでは被災した会員への「心のケアサポート事業」を展開した。また、震災の教訓を生かした「炊き出し訓練交流会」も展開した。活動を通して互いの絆を深めた。コロナ禍でのPTA活動が中止・縮小された中、小規模校ならではの良さを生かした活動を展開し結束した。
石川県立医王特別支援学校教諭 青山 範子
本校における育友会活動について
本校は、令和7年度に創立50周年を迎える病弱特別支援学校である。児童生徒数の減少や新型コロナウィルス感染症の影響で、育友会活動の変化は著しい。本発表では、育友会活動における工夫と感染症対策を講じながらの取組、病院との連携について報告する。
- 指導助言者/
- 全国特別支援学校病弱教育校長会 元会長 相川利江子 氏
(6)心身症・精神疾患のある子どもの指導
- 事例発表校/
- 山形県立山形養護学校
教諭 嶋村 志朗
脱抑制性交流障がい等を抱えた生徒への進路に関する指導
進級時の環境変化等をきっかけに自信を無くした生徒に対して、外部機関と連携を図りながら安心できるキーパーソンを見つけることで進路実現を果たした進路指導について。
宮崎県立赤江まつばら支援学校教諭 児玉 かおり・主幹教諭 重黒木 俊朗・教諭 佐藤 亜斗夢
Co-MaMeを活用した自立活動の指導 ~情報共有・チーム支援による心理的な安定および人間関係の形成の指導実践~
高等部通常学級自立コース(自立活動の時間が週7単位設定)に在籍する生徒の自立活動実践事例。Co-MaMeを活用しての複数教員による実態把握、課題の検討、指導実践、生徒が自己に向き合い変容していく姿を本人の綴った文章と共に紹介する。
- 指導助言者/
- 上越教育大学大学院 学校教育研究科 教授 八島 猛 氏
(7)ICTの活用
- 事例発表校/
- 宮城県立拓桃支援学校
教諭 佐藤 奈朋子
短期入院中で本校に在籍のない児童生徒に対する教育保障 ~在籍校による遠隔教育を実施するための支援~
病気療養のため宮城県立こども病院に短期入院している児童生徒が、本校に転入せずに在籍校からの遠隔教育を希望する場合、治療中も友達や教師とつながり学習の継続を図るための、本校の取組について報告する。
長崎県立桜が丘特別支援学校教諭 福田 しのぶ
病弱特別支援学校における子どもの学びを深めるICT活用の在り方 ~教師のICT 活用能力の向上と、ICT を活用した学びの工夫~
本校における「ICT活用」における課題を抽出し、課題解決に向けて取り組んだことや児童生徒の「情報活用能力」の向上を目指して教科ごとに取り組んだことを発表する。
- 指導助言者/
- 京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 准教授 太田容次 氏
(8)ベッドサイド教育・病院との連携
- 事例発表校/
- 市立札幌山の手支援学校
教頭 皆川 康志・教諭 芳賀 真弓・教諭 田中 敦子・教諭 佐藤 広季
ベッドサイド学習再開による変化について
校舎移転とコロナ感染症等によりベッドサイド学習は5年間ほど行われていなかったが、令和6年3月より再開している。病院との関係性だけではなくICT環境も変わり、ベッドサイド学習の方法等は多様化してきている。
岩手県立盛岡となん支援学校教諭 稗貫 真理子
復学支援における関係機関との連携 ~復学支援の充実をめざして~
児童生徒が入院中に行う原籍校との交流学習における連携や、医療機関との日常的な連携の他に会議への参加や退院後の復学に向けた復学支援会議の内容など、児童生徒の理解・支援のための関係機関との連携の様子について報告する。
- 指導助言者/
- 昭和医科大学 保健医療学部 教授 副島賢和 氏
(9)高校生の支援と学習指導
- 事例発表校/
- 青森県立青森若葉養護学校
教諭 棟方 幸子・教諭 松倉 春香
高校生に対する教育相談場面を通じた支援
全日制高等学校に在籍するASD、ADHDの生徒を対象に、教育相談場面に応じて、生徒の「思い」「考え」に寄り添いつつも、自己の疾患の正しい理解や学習上・生活上の困難の改善について、一緒に考え支援したことについて発表する。
栃木県立岡本特別支援学校 おおるり分教室教諭 手塚 亜希子・教諭 福田 有宏
おおるり分教室における入院高校生支援の取組の成果と課題
自治医科大学とちぎ子ども医療センター内にあるおおるり分教室で、平成29年から実施している入院高校生支援について、これまで行ってきた支援の中から、ICT機器や学生ボランティアの活用などの事例を紹介し、それらの成果や課題について報告する。
- 指導助言者/
- 関西学院大学 教育学部 教授 関西学院子どもセンター長 丹羽 登 氏
特別講演
- 演題/
- 「病弱教育のさらなる充実に向けて」
- 講師/
- 講師:文部科学省 初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官 深草瑞世 氏
特別企画
- 演題/
- 「障がいのある方の表現とその可能性 〜アウトプット展の取り組みを通して〜」
- 講師/
- アウトプット展実行委員長 蒔苗 正樹 氏
【プロフィール】青森市内の中学校、特別支援学校に勤務し、美術教育に関わる。2022年退職。
障害のある方たちのアート制作を支援する活動を続けている。
2010年「ぶるるん日々を自分を刻むこと展」企画。
2015年、2018年、2021年、2024年「アウトプット展」企画
2022年、2023年、2024年「どこでもアトリエ」企画
2024年「ココロでみる景色」(青森県障がい者芸術文化活動普及支援事業)企画。
2023年ワークショップ「Letsシシおどり」企画。その他ワークショップ多数企画。
青森市内で個展を開催し、作品発表を続けている。また、県内各地でインスタレーション作品も発表している他、舞台美術の制作も行っている。
大会参加の流れ
当サイトにて大会の概要等の情報をお伝えします。
(1)参加申込について
大会申込期間
令和7年5月8日(木)~ 6月20日(金) ~ 7月11日(金) ※お申込期間延長
申込方法
当サイトからお申込みいただけます。
参加費
参加申込フォームからのお申込みの後、参加費の振込をお願いいたします。
振込方法は、申込フォーム送信後の受領確認メールをご覧ください。
(2)大会当日まで
大会参加費の入金を確認後、申込み時に入力したメールアドレスにログインIDとパスワードが届きます。
開催期日が近づきましたら確認してください(7月下旬を予定)。
(3)大会当日
- 大会期間は8月7日(木)9:00~8月29日(金)17:00です。
- 参加者各自が当サイトから大会ページのログイン画面に進み、IDとパスワードを入力してください。
- ログイン後、講演、分科会の動画や資料及び総会議案を閲覧できます。
- 開催期間中は何名でも何度でも閲覧できます。